予約データと宛名印刷の連携事例|転記作業を約2時間/日削減
予約ごとに手入力していた宛名作業を、データベースから取得・整形・印刷する流れへ連携。約2時間/日の削減実績と、自動化する工程・照合・再印刷の確認点を紹介します。

予約情報を一件ずつ手入力していた宛名作業を、データベースから取得し、印刷用に整形して出力する流れへ変えました。ソノココロがデータと宛名印刷の連携を整え、宛名作業を約2時間/日削減した事例です。元データから印刷までの受け渡しをつなぎ、宛名を繰り返し入力する工程を減らした点が中心です。
予約情報を宛名へ繰り返し入力している方に向けて、取得・整形・印刷のどの工程をつないだかを紹介します。確認済みの削減結果と、自社の変更・重複・照合を設計するための検討項目を分けて読むことができます。
手入力から、取得・整形・印刷をつなぐ流れへ
| 工程 | 従来の作業 | 整えた流れ |
|---|---|---|
| 情報の取得 | 予約ごとに必要な情報を確認 | データベースの予約情報を取得 |
| 宛名の作成 | 一件ずつ手入力・転記 | 取得した情報を印刷用に整形 |
| 出力 | 入力した宛名を印刷 | 整形したデータを宛名印刷へ渡す |
入力元がすでにデータになっている場合、同じ情報を別の画面へ手で写す工程を見直せます。元の情報を取得し、印刷に使える形へつなぐデータ連携によって、予約データを宛名作業にも使えるようにしました。
掲載している成果:宛名作業を約2時間/日削減
宛名作業の削減時間は約2時間/日です。予約データの取得から整形・印刷までをつないだことで、一件ずつ手入力する負担を減らしました。対象は宛名作業です。集計期間、処理件数、従来の総時間は未掲載のため、削減率や年間の削減量は示していません。
読者の業務で期待できる時間を検討するには、自社の転記件数と、一件あたりの入力・確認・修正・印刷時間を測ります。担当者が確認する時間を含め、同じ範囲で比較することが必要です。
別の業務へ応用する際の設計:対象と印刷条件を揃える
以下は、この事例を自社の帳票作成へ応用するときの確認項目です。表と変更対応の手順は検討用の例です。
| 確認項目 | 決めること | 確認する理由 |
|---|---|---|
| 取得対象 | どの状態・期間の予約を印刷するか | 取消済みや対象外を混ぜない |
| 項目の対応 | 氏名、郵便番号、住所と、印刷欄の対応 | 違う列への転記や項目の欠落を防ぐ |
| 印刷の整形 | 文字数、改行、敬称、用紙の位置 | データが正しくても、紙面で切れる場合を確認する |
| 照合 | 対象件数、元データ、印刷結果 | 不足・重複・取り違えを見つける |
| 再印刷 | 印刷済みを識別し、再出力の理由を残す | 同じ宛名を不要に出力しない |
住所は、郵便番号が入っているだけでは印刷可能とは限りません。建物名が長いもの、欄が空のもの、改行が多いものなど、代表的なデータで紙面まで確認します。入力先の表を作ることと、印刷物として使えることを別々に確認します。
住所変更・取消・再印刷の確認例
架空の例として、予約後に住所が変更された場合を考えます。印刷前なら最新版へ更新し、印刷後なら既存の宛名をどう扱うか、再印刷するかを担当者が判断します。取消なら印刷対象から外し、すでに印刷済みかも確認します。
- 予約番号などの識別子で変更対象を特定する。
- 元データと印刷用データの更新状態を照合する。
- 印刷済みか、これから印刷するかを分ける。
- 再印刷の対象と理由を担当者が確認する。
- データ連携が止まったときの、手作業での確認方法を残す。
変更や再実行も試し、印刷済みの対象と、これから印刷する対象を取り違えない条件を決めます。
この事例が参考になる業務
予約、注文、申込などの情報がすでにデータベースや表にあり、同じ情報を帳票へ繰り返し転記している業務で、元データと出力先をつなぐ考え方が参考になります。文章を解釈する部分にはAIが候補になりますが、列と規則が決まった転記はデータ連携を先に検討します。依頼時には入力の例と、実際に必要な印刷物を一組で示すと範囲を決めやすくなります。
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